手段と目的を履き違えるな【具体例を挙げて優しく説明】

手段と目的を履き違えるな

「手段と目的を履き違えるなよ」と言われたことはありませんか?

とは言っても、手段と目的がを履き違えるなってどういうことだと思う人もいると思います。

学生時代に賢い友人に言われたときに「よく分からない」と思い、スルーした経験があります。

今回の記事を読めば、

  • 手段と目的の見分け方

が具体例付きで分かります。

手段と目的を履き違えなくなると、何が大切かを理解し、しっかりと目標に向かって行けるようになります。

手段と目的の見分け方

手段と目的の見分け方を解説します。

図に当てはめて考えれば、イメージが付きやすいです。

手段と目的を履き違えるな

①現在地は、現在の自分です。

②手段や方法を使って

③目的地に到達します。

具体例1 英語の勉強

英語の勉強って何のためにするでしょうか。

テストの点数を取りたいからするのでしょうか。

実際は英語を勉強することで、外国人の人とコミュニケーションをとれるようになることが目的ですよね。

外国人の人とのコミュニケーションのスピーキング能力、ヒアリング能力を身につけるのが目的です。

この場合

②手段

  • TOEICの勉強をする
  • 英語のテストの勉強をする

③目的

  • 英語を話せるようになる
  • 英語を聞き取れるようになる

手段が目的になっているというのは、TOEICの勉強をしてテストの点数を取るということが目的になっていて、話せるようになるためになるという目的を忘れてしまっていることです。

「よーしTOEICで600点取れるようにするぞ」って宣言するのは構わないですが、TOEICを手段として理解している人から見ると若干ニュアンスがずれています。

TOEIC600点を取って何がしたいのか??

  • 留学の時にアピールして留学の機会をつかむのか?
  • 企業内で海外駐在に行くための権利をつかみ海外で英語の勉強をしたいのか

TOEIC以外にも、英語を話せるようになる手段はたくさんあります。

他の手段としては

  • 英会話教室に行く
  • 語学留学に行く
  • 外国人との交流会に参加する
  • 英語の必要な企業に転職する

目的地は英語を話せるようになることなので、どれを選んだとしても最終的にゴールにいければよいのです。

具体例2 筋トレ

筋トレは何のためにするのでしょうか。

身体に筋肉をつけるためにするのでしょうか。

それとも無駄な脂肪を落とすためにするのでしょうか。

例えば筋肉をつけたい場合であれば

②手段

筋トレをする

③目的地

筋肉のついた理想の体型になる

ですし、

無駄な脂肪を落として痩せたいのであれば

②手段

筋トレをする

③目的地

脂肪を落とした引き締まった体型になる

になります。

手段が筋トレだとしても、目的の内容は変わる場合があるんです。

人それぞれどんな手段を選ぶかは自由ですが、それを何のためにやるか(目的)は異なることが多いんです。

具体例3 営業の仕事

営業の仕事って何のためにやるのでしょうか。

  • 社会貢献のためなのか?
  • 会社の売り上げを上げるためなのか?
  • 給料をもらって生きていくためなのか?
  • 自分の営業力をつけて成長したいからなのか?

目的って考えれば、色々あるわけです。

○○のためにやると考えた時に無数に出てきます。

社会貢献のためなのか?

営業の仕事を社会貢献の仕事と捉えているなら、例えば、あまり自分がいいと思わない商品というものは世の中に広めない方が全体になる場合があります。

その場合、

②手段は、いい商品は売るけど、悪い商品は売らないになります。

会社の売り上げを上げるためなのか?

営業の仕事は会社の売り上げを上げるためと捉えていれば、自社の商品を出来るだけ売っていくことが重要になります。

食品とかに関しては賞味期限とかもあって売れ残ると廃棄になって自社の損失になってしまうので、出来るだけ賞味期限の前に売りたいですよね。

その場合、

②手段は、いい商品も悪い商品も会社のために売る

悪い商品というと聞こえが悪いですが、実際売らないと余って捨てられていく商品というのは無数にあります。それは企業にとっては損失なので何とか売らないといけないんです。

証券とかもそうですよね。上がりそうな株を売るだけでなく下がる株を売る場合もあります。お客様に下がる株を売るのは心苦しいと思って退職する人もいます。

給料をもらって生きていくためなのか?

営業の仕事を給料をもらって生きていくためと捉えていれば、まあそこそこ営業の仕事をしていれば大丈夫なのか、全力でいかないとクビにされるのかと会社の社風によってどういう風に働いていくかが変わっていきます。

給料をもらっていくための働き方をすれば、それで済むからです。

②手段は、会社に怒られない程度に商品をそこそこ売る

これでも十分です。悪いものなら無理なり売らなくてもいいし、良い商品も売れたらラッキーというスタンスでも良いかもしれません。

もちろんそのスタンスだと成長も見込めませんが、給料をもらって生きていくための手段として営業の仕事を選んでいるにすぎないのです。

自分の営業力をつけて成長したいのか?

営業の仕事を自分の営業力をつけて成長したいと捉えているのなら、どういう風な営業をできるようになることが、営業力がついたと考えるのかをしっかりと考えるべきです。

良い商品も悪い商品も何でも売れるのが一流の営業マンなのか?

それともお客様の損にはならないいい商品だけ売るのが一流の営業マンなのか?

目的地があいまいだと手段もあいまいになってしまいます。

②手段

良い商品も悪い商品も売りまくる

③目的地

何でも売れる営業マン

②手段

良い商品だけを売る

③目的地

良い商品だけ売る営業マン

しっかりと目的地を具体的にすると手段、方法も変わってきます。

具体例4 転職する

転職って手段でしょうか??目的でしょうか??

ここまで読めばわかると思いますが、転職は手段ですよね。

転職の目的はいくらでもあります。

  • 良い職場で働きたい
  • やりがいを見つけたい
  • 今の仕事から逃げ出したい
  • 今の会社の給料が低いから給料を上げたい
  • 今の会社がブラックだからホワイトな会社に行きたい
  • 違うことを経験して、自分を高めたい

この目的地に到達するための手段として転職という手段を使うわけです。

転職という手段、方法だけでしか解決できない問題もありますし、転職という手段、方法を使わなくても解決できる問題もあります。

例えば、今の会社でやりがいがないから、やりがいを見つけたいから転職をしたいと考えている人がいて、たまたまその人が部署異動したら、その部署でやることが面白くてやりがいを感じているのであれば、もはやその人は転職をしなくても問題が解決しました。

その人にとっては部署異動というのが目的地へたどり着ける手段であり方法であったのです。

逆に今の会社の勤務体系がシフト制で嫌だと考えている場合、会社を変えないと勤務体系から逃れられない場合などは転職しか解決の手段がなかったりします。

目的地にたどり着くための手段がどういうものがあるかということを考えてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回の記事では、手段と目的を履き違えるなということについてお伝えしました。

  • 手段と目的の見分け方

分かりましたでしょうか。

手段と目的を履き違えると、何のために自分がこれをやっているのかよく分からなくなり、挫折の原因になります。

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手段を使うのは、目的があってのことだと思います。

目的地にたどり着くためにしっかりと手段を選び、それを実行していきましょう。

手段と目的を履き違えなければ、目的地にたどり着く確率が上がりますよ。